海の見える街に住んで見よう❗~南知多町の美味しい仕事と暮らしの体験~
9月22日(土)~23日(日)の1泊2日で南知多町への移住促進に向けて、「住まい」、「仕事」、「暮らし」を体験するツアーが開催されました。
≪9月22日(土)1日目≫
【集合・開会】
当日、朝10時に南知多町への移住を希望する方など8名が役場に集合し、まずは自己紹介からスタート!20~50歳代の男女8名。お住まいも名古屋や春日井、尾張旭、岡崎と色々な所からお越しいただきました。
【南知多町の紹介】
最初は役場職員から町の紹介、小学校などの状況、空き家などの住まい、仕事の話をしていただきました。
【空き家見学】
その後、豊浜にある空き家2件を室内も含めて見学!1軒目の空き家は、この空き家を所有・管理する豊浜の大喜工務店の山本さんに案内していただきました。
参加者は南知多町での暮らしを真剣に考えている方が多く、空き家を隅々まで見学していました。
【昼食】
昼食は内海の「料理旅館はしもと」さんで南知多産の食材をふんだんに使った料理をお腹一杯いただきました!
【お仕事体験 その1】
午後から参加者は3つのグループに分かれてお仕事体験へ!
株式会社豊半では、森社長さんから創業100年の会社の概要、商品の特徴、愛知県産のえびせんべいがシェア98%で、そのうち南知多町では30軒が操業しているなど、えびせんべいの業界の実情、従業員の状況などを面白おかしく話していただきました。また、施設内のえびせんべいの出荷工場や製造工場などを間近で見学させていただくとともに、いか焼きの製造体験や試食もさせていただきました。
まるは食堂旅館では、鈴木さんから会社の概要などをお話いただくとともに、館内を案内していただき、最後の30分間は皿洗いを真剣に体験させていただきました。
内海でシャコバサボテンなどの観光植物を生産・販売しているG.H.DAITOKUでは、大岩さんからお仕事の内容や多肉植物の話をしていただくとともに、各施設の見学などをさせていただきました。
【住まいの見学】
夕方からは、5年前に南知多町へ移住し、空き家を借りてゲストハウスを経営している「ほどほど」さんを訪れ、オーナーの小杉さんからゲストハウスの案内、移住した経緯、南知多の暮らしの魅力などを話していただきました。
【買い物と夕食づくり】
南知多での暮らしを疑似体験しようと、参加者の皆さんとスーパーヤナギに買い物に行き、ほどほどさんのキッチンを借りて夕食づくりもチャレンジ!幸いにも今回の参加者の中に鍋奉行の方が参加していたこともあり、その方を中心に鍋づくりを行いました。
また、今年、山海へ移住し、「畑はもっと楽しいし、おいしい。」そんな思いをモットーに【畑で収穫体験&ごはん会】をメインに企画する「とるたべる」の杉山夫妻さんにもゲストでお越しいただき、杉山さんが栽培した農産物を使って、かぼちゃのグラタン、里芋のコロッケなどを作っていただきました。
【地域の方々と交流会】
様々なお料理に囲まれて交流会がスタート!途中、石黒町長が激励に訪れていただきました。また、ウミひとココロのメンバーも交えて、移住希望の参加者、移住者、地元の方々で賑やかな交流会となりました。
≪9月23日(日)2日目≫
【師崎漁港の朝市見学】
2日目は、師崎漁港朝市からスタート!出店者の方にも朝市の概況などをお話していただきながら朝市で、新鮮な魚介類などの試食や買い物をしていただきました。
【お仕事体験 その2】
その後、参加者は3つのグループに分かれて再度お仕事体験へ!
マル伊商店さんでは、坂下社長さんから会社の概要、商品の特徴、漁獲量などに応じた業務内容などをお話していただきました。また、30分間、しらすの選別作業も従業員の方の指導のもと、一緒になって体験していただきました。また、養殖魚の餌となるイワシの冷凍作業の見学、しらす釜揚げ機械などの見学も見学させていただきました。
澤田農園では、澤田さんからパプリカの収穫作業や摘葉作業などのレクチャーを受けながら実際に作業体験をしていただきました。
ぶっちゃ農園では、内田さんのレクチャーで白菜の定植作業などの農作業を実際に体験させていただきました。
【意見交換会】
参加者の皆さんが役場に集まり、2日目のお仕事体験の内容を共有しながら、この2日間の感想などを話し合うとともに、移住にとって必要なことを語り合って終了しました。
【総括】
移住にあたっては、「住まい」や「しごと・稼ぎ」を確保すること、地域、人とのつながりを作ることが重要であり、そのきっかけとして今回の移住体験プログラムを実施しましたが、参加者には地域の人との出会いや交流の機会になったことへの評価が高く、今回を通じて南知多町をより好きになって、移住も含めて色々な形で南知多町と関わっていってくれる人が増えることを願っています。