魚をGet!カニもGet!海でビショビショ、これが授業!?
磯の観察会 in 大井小学校
「アメフラシがいた~」
「魚いっぱいとれたよ~」
「このカニ大きいでしょ!」
取材してると、子どもたちが自慢気に話しかけてきてくれた。
平日の午前中、大井地区の聖崎公園前にある上陸大師像の周りの磯では、子どもたちのはしゃぎ声でいっぱい。
その日は、大井小学校の授業の一環で「磯の観察会」が行われていた。
子どもたちはみんな、タモとバケツを持って、海の生き物をGETするのに夢中!
胴長を着てカメラでパシャパシャ撮ってるおじさんにも気軽に声をかけてきて、自分たちでとった生き物を見せてくれた。
校長先生に話を聞いてみた
この行事は毎年恒例で、年度初めの一大行事。
新1年生もお兄さんやお姉さんと仲良くなるきっかけになっている。
そして、この事業を通して南知多の自然に触れることで、郷土への愛着をもってほしい。さらには自然のすばらしさや不思議さに感動し、自然環境を大切にしようとする心を育んでいきたい。
そんな想いが込められているそうだ。
子どもにも話を聞いてみた
楽しい!
毎年、この授業が楽しみ!
いろんな生き物がいて面白い!
やっぱり子どもたちは外で遊ぶのが大好きなんですね!?
魚の稚魚を放流しよう
南知多町の事業で魚の稚魚を放流して、町の重要な産業の1つである漁業の活性化を図るための「種苗法流事業」。
役場や漁業者だけでやってしまえば、漁獲量の確保にはつながるが、それだけで終わってしまう。
この事業を子どもたちと一緒にやることで、漁獲量確保はもちろん、子どもたちが南知多の自然や生き物に触れ、南知多町やこの自然を好きになることを期待している。
そして、今日放流したメバルの子どもたちもまた、大きくなって南知多町の海に戻ってく来てくれることを期待して待ちたいですね。