ミチタリタ ヒトのココロ

やっぱり地元が一番!自分にとっての起点の地

ぶっちゃ農園・内田 明宜さん

家族:妻

やっぱり地元が一番!自分にとっての起点の地

海外生活の経験

いろいろな国で生活しても、戻ってくる所はここ。

私は学生時代の頃から海外の生活に憧れを持っていたため、22歳の時に一念発起して、海外で生活を送ることを決めました。ワーキングホリデービザで生活できる国をいろいろ探し、最初は物価も安くて治安も良いと言う理由でニュージーランドを選びました。英語はあまり話せなかったのですが、穏やかな気候と親切な人たちに恵まれて1年程生活しました。現地ではゲストハウスを転々としたり、農場で住み込みで働くファーム・ステイをしながら過ごし、毎日がとても楽しく刺激的でした。特にファーム・ステイではキウイの収穫をしたり、ワイン造りのためのブドウ栽培を手伝ったりと初めて農業を体験。作物を育てることの楽しさや難しさを知ることができ、南知多町で農業を始めるきっかけにもなりました。
ニュージーランドでの生活が刺激的だったことから海外生活をもっと経験したいと思い、日本でお金を貯めては海外に出かけていくことを繰り返しました。スペイン、インド、東南アジアなど10ヵ国で生活しましたが、いずれも1ヵ月ほどのショート・ステイで、本格的な海外移住ではありません。それでも実際に暮らしてみると生活スタイルや文化の違いなど多くのことを学ぶことできましたので、今ではとても貴重な財産となっています。
こうして海外と地元を行ったり来たりした期間が約6年間続きました。ある程度海外生活の経験を積んだことで、30歳を前にして一つの区切りをつけることにしましたが、日本で生活するにはやっぱり地元の南知多町しか考えられませんでした。

南知多町の良い所・悪い所

心が落ち着き、農業に最適な土地がある

私は南知多町で生まれ育ったので、町の良さや快適性などはあたり前過ぎて正直わかりませんが、海外に行ってはいつもここに帰ってくるので、やっぱり南知多町が自分にとって全ての起点だと思います。気持ちが落ち着きますし知り合いも多いので、他の都市や町に行こうとは考えたこともなかったですね。妻も南知多町で生まれ育ち、ずっとここで生活していますが、この町が一番と言っています。私たちにはこの町の気候風土や人とのふれあいが染みこんでいるので、反対に他の都市や町には住めないかも知れません。
地元に腰を据えて生活するためには、少しでも長くできる仕事が必要と考え、そこで選んだ仕事が農業でした。ニュージーランドでの農業体験が楽しかったこと、南知多町が温暖な気候で肥沃な土地に恵まれていること、農業関係者が身近にいたことなどいろいろな要素が重なって、農業の世界に入ることができました。実は、南知多町は農業が盛んな町であることをその時初めて知りました。この町ではスーパーなどで見られるほとんどの野菜が栽培できますし、ミカンなどの果樹を育てている農家もあります。私が農業を始める時も多くの農業関係者からいろいろな情報を得ることができましたし、皆さん親身になって教えてくれました。おかげで農地も借りることができ、農機具などの面倒も見てもらうなど、農業初心者の私でも何とか新しい一歩を踏み出し「ぶっちゃ農園」をスタートでき、地元の人の温かさや優しさを感じました。
仕事をする上では特に不便さを感じませんが、時々感じるのが交通の便。公共交通機関はバスしかなく、それも最終時間が早いので、どうしても移動は車に頼らざるを得ません。仕事が終わった後や休日もゆっくり遊びに行けるよう、交通機関があるとうれしいですね。

現在の仕事と将来の夢

もっとまちと移住について多くの情報を発信したい

農業に就いてからまだ7年ほどで、まだ軌道に乗っているわけではありませんが、試行錯誤を繰り返しながら様々な野菜を栽培しています。私の農法は有機無農薬栽培で、できるだけ自然のままで育てています。土の質が良いので葉物野菜から根菜類など何でもよく育ちます。今の時期は、ニンジン、ネギ、ジャガイモ、大根、小松菜などの葉物を栽培しています。性格的に一つのことをもくもくと続けることが好きなので、農業は自分に合っている仕事だと思いますし、これからもずっと続けて行きたいですね。収穫した野菜は名古屋の生協や料理店などに卸しています。最近では無農薬の野菜を利用する料理人やお店も増えており、当農園にも注文が来ますが、私はまだまだ駆け出しと思っていますので、もっと美味しい野菜をいかに安定的に作るかをいつも考えています。作物の出来映え以上に、水や土と対話しながら作っていく過程が私にとって一番楽しい時ですし、今は有機無農薬栽培をもっと追求していきたいと思っています。

 

 

移住者へのアドバイス

希望があれば体験も

他の土地に移住するためには、経済的にどうやって生活していくかが一番難しい点かと思います。しっかり生計が立てられる仕事をお持ちの方は、生活がイメージできると思いますが、もし南知多町で農業を始めたいという方がいらっしゃったら、相談できる人はたくさんいます。私自身もまだ経験が浅いですが、土地の特性や適した栽培作物などいろいろ情報を提供したりアドバイスをおくることはできると思います。また希望があれば私の畑で実際に体験していただくこともできますので、初心者の方でも参考になるかと思います。

南知多に住んでいる人の仕事や暮らしをご紹介

ミチタリタ ヒトのココロ で南知多の暮らしをご紹介

ひとのココロ 内田 明宜さん ●やっぱり地元が一番!自分にとっての起点の地
やっぱり南知多町が自分にとって全ての起点だと思います。気持ちが落ち着きますし・・・
ひとのココロ 小杉昌幸さん ●「ほどほどの田舎」でスローライフを満喫
移住地を探している人は、私たちのゲストハウス「ほどほど」に寄っていただければ・・・
ひとのココロ 鈴木美乃さん ●子どもは島の宝
子どもは島の宝。地域のみんなで見守り育てる。お互いに助け合ったり情報を共有し・・・
ひとのココロ 剛谷哲司さん ●ハーブとともにナチュラルライフ
住むのはここでたまに名古屋に遊びに行くくらいが、身体にも心にも良いかな、と私・・・
ひとのココロ ブランコ・ロドリゲスさん ●ここでの出会いは一生の財産
南知多町だからこその出会いがあり、多くの人たちに助けられたことを忘れちゃいけ・・・
ひとのココロ 木原英明さん ●海とともに続く家族の歴史
子どもへ、そして次の世代へと続き、家族をつくっていく。ここは仕事も環境も、そ・・・
ひとのココロ 永岡誠巳さん ●新しい「ふるさと」
この土地に馴染みながら、少しずつ、ゆっくりとですが、つながりが広がっていくこ・・・

[getCategoryArticle]

...SNSへ投稿する